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塾選びのポイントを解説!失敗しない選び方は?
 
中学校に入学すると小学校の学習内容に比べて内容がかなり難しくなります。中学校に入って、「成績が下がった」「部活が忙しくて勉強する時間が取れない」など悩みも出てきます。そんな中で、多くの人が塾に入会することを検討します。塾にも様々な形態がありますが、自分にピッタリ合った塾に入会するために選び方を解説します。

 

1:オフライン形式orオンライン形式

 

◆オフライン形式

言葉が示す通り、対面でのレッスンです。講師と生徒のコミュニケーションも取りやすいです。生徒も学校と同じような形式で学べるため、入塾してもストレスなく慣れるのも早いでしょう。ただ、場所が遠方だと保護者の送迎が必要になり負担がかかります。また、オンライン形式に比べて料金が高い傾向にあります。

 

◆オンライン形式

近年、オンライン会議ツールの普及によりオンラインでレッスンを受ける人が多くなってきました。一般のオフラインの塾よりリーズナブルな価格で提供されている傾向があるので、オンライン形式を選ばれる方も少なくありません。全国どこからでも受けることが出来て、送迎も必要ないので保護者の負担も軽減されます。ただ、オフライン形式のレッスンに比べて、講師との意思疎通が上手くいかない場合もあるので注意が必要です。

2:個別指導or集団指導

 

◆個別指導

昔に比べて近年このスタイルが主流になってきているのは事実です。個別指導と言っても先生1人に対して同時に生徒を3人対応するのか、完全マンツーマンなのかで環境は異なります。例えば1対3の場合だと1人の生徒が先生から指導を受けている間、他の生徒は問題演習を行います。集団型とは違い、各個人のレベルに合わせて指導を受ける事が出来るのは大きなメリットです。しかし、先生を完全に独占出来るわけではなく、他の生徒が先生から指導を受けている間は質問しにくいかもしれません。

一方で家庭教師のような完全マンツーマンだと、常に付きっきりで指導してくれます。質問も自由に出来ますし、周りの目を気にする必要もありません。苦手科目の克服にも非常に効果的でおすすめです。ただ、注意したいのは先生との相性が悪いと生徒にとって、かなりストレスになるので事前に先生の人柄を確認した方が良いでしょう。

 

 

◆集団指導

学校と同じように複数で授業を受けるスタイルです。塾の先生が学校の先生と同じように黒板やホワイトボードで解説していきます。学校と同じような形式なので新しく入塾した生徒も慣れやすい傾向にあります。ただ、授業のレベルは各個人に合わせることが出来ません。苦手科目を克服するために入塾した生徒はレベルが高すぎると、ついていけないこともあるので注意が必要です。また、気の小さい子だと先生に質問しにくい側面もあるはずです。一方で、集団だと競争意識が生まれ、「他人に負けたくない」とう意識が生まれ、それが成績アップにつながることもあるでしょう。

 

 

3:カリキュラム

一般的にみなさんが塾で指導を受ける科目は数学と英語が大半だと思われます。この2教科に学生が苦戦しているのは言うまでもありません。この2教科は基礎が固まってないと、全て分からなくなってしまうからです。まさに「積み重ねの教科」とも言え、途中でつまずくと大変苦労します。高校入試に関してもこの2教科がカギとなります。

この2教科にフォーカスしている塾が殆どですが、その他の科目を受けたい人は事前に指導可能か確認した方が良いでしょう。

また、どのように授業が進行されているのかも要チェックです。定期テスト対策、入試対策、

宿題のサポート、英検対策、宿題の有無などがあるかどうか必ず確認しておきたいところです。

 

 

4:教材

その塾がどのような教材を使っているかも注目すべきポイントです。オリジナル教材なのか市販教材なのか確認してみても良いでしょう。注意するポイントは「高い教材=良い教材」ではないということです。近年は安くて優良な市販教材が数多く出版されています。ですので、高い教材ばかりを購入させる塾には注意が必要です。インターネット上には無料の優良教材も存在する時代です。高いから良い教材という感覚は持たない方が良いでしょう。

 

 

5:先生

人間対人間なので、この部分が一番重要とも言えるでしょう。生徒がストレスなくレッスンを受けるには十分に検討する必要がある項目です。

 

◆厳しい先生or優しい先生

集団指導で難関校合格を目標にしている塾では、厳しい先生が多いですが経験も豊富で難関校合格に向けて熱血指導で対応してくれるでしょう。

一方で、苦手部分の克服や基礎を学ぶことを目標にしている個別指導の塾では優しく生徒のペースに合わせて指導してくれる先生がいます。お子様の性格を考慮して、どんな先生が合っているかしっかり検討しましょう。

 

◆社会人の先生or大学生アルバイトの先生

先生が社会人なのか大学生なのかも、確認した方が良いでしょう。社会人の先生は社会経験もあるため、様々な事に慣れている傾向があると言えます。対人においても優れている人が多く効果的な指導が出来るでしょう。

一方、大学生アルバイトの先生は生徒と年齢が近いことから親しみやすい傾向があり、緊張しやすい生徒にとってはメリットとなるはずです。ただ、アルバイトという意識からか責任感もなく、いい加減な指導をする先生もいるので注意が必要です。

 

 

6:料金

料金ですが塾によって当然、差があります。高いからといって、必ずしも質が高い指導を受けられる訳ではありません。家計の負担とならないように選ぶことも重要です。安い価格で提供している個人塾でも質の高い指導をしている先生がいるので評判を確認した方が良いでしょう。また、授業料の他に教材費も入塾前にチェックしておくことをおすすめします。

 

 

 

7:場所

自宅から遠いところからだと、保護者の送迎にも負担がかかります。そのような場所に毎週通えるのか入塾前に十分に考える必要があるでしょう。また、学生一人で通う場合は周りの環境も事前に確認しておきたいところです。安全に通えるか保護者の方で判断することが重要です。

 

 

8:保護者からの評判

実際にその塾に通っている人の情報は塾を選ぶ際に大変参考になるものです。クラスメイトや同級生に通っている人がいれば、どんな塾なのか聞いてみることをおすすめします。

また、入塾前はどんな先生か不安もあるので、先生を知っている人に先生の人柄を確認するのも得策です。

インターネット上にも口コミが数多く存在しますが、過度に信用しないほうが無難です。やはり実際に通っている人に聞いたほうが確実に情報を得ることが出来ます。ネット上の情報は絶対ではありません。評判が良くない書き込みがあっても、自分の子供には合うこともありますので最終的には自分で判断したいところです。

 

 

9:保護者とのコミュニケーション

担当の先生から保護者に直接連絡できるシステムがあるかどうかも重要なポイントです。又聞きでは、どうしても間違った情報が伝わる傾向があります。生徒の学習の進捗状況や学習態度などを先生と保護者の間で共有することは必須項目と言えるでしょう。何か問題が発生した時も、担当の先生とダイレクトに連絡が取れた方が早く対応できますし、効率的です。

 

 

10:まとめ

塾を選ぶ際には、何が目的かをはっきりさせましょう。

 

◆定期テストでスコアをアップさせたい

◆苦手科目の克服をしたい

◆高校入試対策をしてほしい

◆英検対策をしてほしい

◆難関校受験対策をしてほしい   など

 

それぞれの塾には必ず得意分野・不得意分野があるので、きちんと比較することも重要です。今回、紹介したポイントを参考にして自分にピッタリな塾を探しましょう!

 

 

この記事を書いた人

HIRUYA英語塾講師

 

 

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